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バッグにぬいぐるみをつけて歩いている人や、カフェでぬいぐるみと一緒に写真を撮っている人を見かけることが、ここ数年でぐっと増えましたよね。SNSでも「#ぬい活」「#ぬい撮り」の投稿をたくさん目にするようになりました。
「ぬい活って、具体的にどんなことをするの?」「大人になってから始めても大丈夫?」と気になっている方に向けて、この記事では、ぬい活という言葉の意味と、どのくらい広がっているのかを企業や業界団体の調査データで確認したうえで、はじめての1体選びから外でのマナーまで、今日から始められる5つのステップをまとめました。難しい準備はいらないので、気楽に読んでみてくださいね。
ぬい活とは?言葉の意味と主な楽しみ方
まずは「ぬい活」という言葉が何を指しているのかを整理しておきましょう。人によって楽しみ方はさまざまですが、調査を行っている企業の説明を見ると、だいたいの範囲が見えてきます。
「ぬいぐるみ活動」の略、2025年の流行語候補に
若者マーケティング機関の「SHIBUYA109 lab.」は、ぬい活を「ぬいぐるみ活動」の略で、ぬいぐるみを推し活やファッションの一環で楽しむこと、と説明しています。「ぬい」という言葉は2017年頃から一部の推し活で使われていた言葉で、2025年には多くの若者のあいだで使われる言葉になっている、とも書かれていました。
同じレポートは、ぬい活が広がってきた流れも振り返っています。SHIBUYA109渋谷店で毎月行っている館内ヒアリングでは、2023年の後半ごろから、ぬいぐるみをバッグにつけて楽しむ若者が少しずつ増えていったそうです。『SHIBUYA109 lab.トレンド予測2024』ではファッション・コスメ部門に「バックにぬい」が入り、2024年には「エスターバニー」などのキャラクターも話題になりました。続く『トレンド予測2025』では、モノ・コト部門に「ぬい活」そのものがランクインしています。
マイナビのマーケティング・広報ラボの解説では、もう少し広く、ぬいぐるみを集めたり、お気に入りのぬいぐるみをかわいくカスタマイズしたりして、ぬいぐるみと一緒にさまざまな活動を楽しむこと、と紹介されています。具体的な活動として挙げられていたのは、次のようなものです。
- ぬいぐるみを集める
- 写真や動画を撮ってSNSに投稿する(ぬい撮り)
- 一緒にお出かけしたり、イベントに参加したりする
- 旅先や観光地で写真を撮る(ぬい旅)
- 洋服や被り物、アクセサリーでカスタマイズする
- 衣装や家具を手作りする
- ぬいぐるみをきっかけに仲間と交流する
言葉としての広がりは、「現代用語の基礎知識選 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の公式サイトでも確かめられます。2025年の第42回のノミネート語30語の一覧に、「No.18 ぬい活」が載っていました。同じ年のノミネート語には「ミャクミャク」や「平成女児」も並んでいます。年間大賞とトップテンには選ばれませんでしたが、30語に入るほど多くの人に知られる言葉になった、ということですね。
公式サイトの説明によると、この賞は1984年に始まり、毎年12月初めに発表されています。『現代用語の基礎知識』に収録された用語をもとに、自由国民社と大賞事務局がノミネート語を選び、選考委員会がトップテンと年間大賞を決める仕組みです。
ちなみに、ぬい活の世界には独特の言葉もあります。ぬいぐるみを買ったり譲ってもらったりして手元に来ることを「お迎え」と呼ぶのもそのひとつ。ぬいまっぷの解説では、「買う」ではなく「お迎えする」と言うのは、ぬいを物ではなく、一緒に暮らす相手として大事にしている気持ちの表れだと説明されていました。
推し活型とファッション型、ぬいは3種類
SHIBUYA109 lab.のレポートでは、ぬい活の楽しみ方には大きく2つのパターンがあると整理されています。ひとつは、自分の推しの公式ぬいやキャラクターぬいを、推し活の一部として楽しむぬい活。もうひとつは、バッグにつけたり、その日の服に合わせて連れて行くぬいを選んだりと、ファッションのアクセントとして楽しむぬい活です。
同じレポートでは、「ぬい」の種類も大きく3つに分けられていました。
| 種類 | どんなぬい? |
|---|---|
| 推しぬい | 推しの人物をぬいぐるみにしたもの |
| キャラぬい | キャラクターもののぬいぐるみ |
| 名前のないぬい | 雑貨店やアパレル店、ガチャガチャなどで売られている、特定のキャラクターではないぬい |
推しがいないとぬい活はできない、ということはありません。雑貨屋さんで「この子かわいい」と思ってお迎えしたぬいも、立派なぬい活の相棒です。マイナビの解説でも、推しのぬいと過ごすことのほかに、ぬいぐるみを自分の「分身」や友達のような存在、お守りのように感じて楽しむ人がいる、と紹介されていました。どんな気持ちで一緒に過ごすかは、人それぞれでいいのだと思います。
SHIBUYA109 lab.の調査でも、ぬいの存在の大きさがうかがえる数字が出ていました。ぬいを持っていることが「お守りを所持しているような感覚」に当てはまると答えた人は70.3%で、ぬいは癒してくれる存在だという回答も約半数あったそうです。さらに、「ぬいを人格化している」と答えた人も33.6%いました。レポートでは、ぬいを友達や家族のような大事な存在として扱い、「一人ではない安心感」を得ている人もいるようだ、と分析しています。
写真の撮り方にも、ぬいならではの使われ方があるといいます。ここ2〜3年、写真で顔を隠すポーズや加工が流行するなかで、ぬいを自分の分身として登場させる人が出てきました。好きなものを正面から主張するのではなく、ぬいでさりげなく共有する。レポートはこれを、トレンド予測2025で紹介した「クワイエット・アゲ」(周りとの調和を崩さず、さりげなく気分を上げること)と重なる傾向だと説明していました。レポートの結びでは、ぬいは子どもに限らず年齢や性別を問わず楽しめる存在で、Z世代にとってはコミュニケーションのきっかけを生み出す「装置」の役割も果たしている、とまとめられています。
データで見るぬい活の広がり
ぬい活は「若い人だけのブーム」と思われがちですが、調査データを見ると、幅広い年代でぬいぐるみが大切にされていることが分かります。ここでは、業界団体と企業が公表している数字をいくつか紹介しますね。
ぬいぐるみ市場は2025年度に624億円
一般社団法人日本玩具協会は、毎年、国内の玩具市場規模を調査して公表しています。2026年6月に発表された2025年度(2025年4月〜2026年3月)の調査結果によると、ぬいぐるみの市場は前年度から173億円伸びて624億円になりました。前年度比138.2%で、伸び率は玩具の分野の中で最も大きかったそうです。
協会の説明では、「モンチッチ」人気の広がりに加えて、大阪・関西万博の「ミャクミャク」や、「スーパーマリオ」「星のカービィ」「ポケモン」といったキャラクターぬいぐるみが市場を引っ張った、とされていました。なお、玩具市場全体も1兆1,664億円で、過去最高を更新しています。
BANDAI SPIRITSが2025年2月に公表した「大人のぬいぐるみユーザー実態調査」でも、日本玩具協会の数字を引いて、2023年度のぬいぐるみ市場規模は約390億円で前年比120.7%だったと紹介していました。2年続けて大きく伸びていることになり、ぬいぐるみを買う人が増えている様子がうかがえます。
日本玩具協会の発表をもう少し詳しく見てみましょう。この調査は、会員企業と「東京おもちゃショー」の出展企業の協力を得て、希望小売価格(上代価格)をもとに市場規模を計算したものです。2025年度の玩具市場は前年度比106.3%で、2021年度から5年続けて過去最高を更新しました。2001年に今の形で調査を始めてから、最も大きな規模だそうです。
市場全体は前年度から690億円伸びていて、そのいちばんの要因は、359億円伸びて3,384億円になった「カードゲーム・トレーディングカード」でした。ぬいぐるみは、金額ベースではそれに次ぐ伸びで、伸び率では全分野のトップという位置づけです。BANDAI SPIRITSの調査が引用していた2023年度の数字は、前年から67億円伸ばして約390億円でした。2023年度の約390億円から2025年度の624億円へ、2年で200億円以上の増加になります。
調査で見る、楽しみ方と大人のぬいぐるみ
SHIBUYA109 lab.が2025年1月、一都三県の高校生・大学生など15〜24歳の女性507人に行った調査では、8割以上がぬい活の経験があると答えていました。経験した楽しみ方で多かったのは、「バッグにつける」(59.4%)、「日常的に持ち歩いたり、お出かけしたりする」(39.4%)、「モノや景色と一緒に写真撮影する」(37.9%)です。
一方、BANDAI SPIRITSの調査は、18〜59歳の男女1,032人が対象でした。直近1年間のぬいぐるみの平均購入金額は8,003円で、今持っているぬいぐるみの数は「10〜19個」が20.9%と最も多く、100個以上というヘビーユーザーも2.4%いたそうです。1つのぬいぐるみを10年以上持っている人が半数以上を占めていた、という結果も印象的でした。
この調査は、2024年12月13日から16日に行われたインターネット調査です。直近1年間にかけた金額は「1,000円〜3,000円未満」が40.8%で最も多く、「10,000円以上」も11.5%いました。直近1年の購入個数は「1個」が42.6%で最多だったそうです。「10年以上」の割合は正確には53.8%で、40代・50代では20年以上と答えた人が4〜5割にのぼりました。
ぬいぐるみがもたらす効果を聞いた質問では、「心を癒してくれる」が66.4%で最も多く、「リラックスできる」「落ち着く」「安心する」が続いています。楽しみ方では「部屋に飾る」が73%を超えてトップで、写真を撮ったり一緒にお出かけしたりといった楽しみ方も見られた、と報告されていました。「部屋に飾る」の73.3%に次いで多かったのは、「抱きしめる」(35.6%)と「一緒に寝る」(29.4%)でした。自由回答のエピソードには、子どもの頃から大切にしている話や、自分が子どもの頃にもらったぬいぐるみを世代を超えて受け継いでいる話が多く寄せられ、ぬいぐるみが思い出と深く結びついている様子がうかがえたそうです。
創作品モール「あるる」が全国の15〜35歳の女性200人に行った調査(2025年12月公表)では、「現在している」「過去にしていた」「興味がある」を合わせて約42%がぬい活に接点を持っていたそうです。楽しみ方は「写真を撮る」(64.3%)が最も多く、「一緒にお出かけする」(44.0%)、「部屋に飾る・収納を工夫する」(38.1%)、「衣装や小物でコーデ」(32.1%)と続いていました。調査ごとに対象や聞き方が違うので数字は単純に比べられませんが、「撮る」「連れて行く」「飾る」が楽しみ方の中心だという点は共通しています。
今日から始めるぬい活の5つのステップ
ここからは、実際にぬい活を始めるときの流れを5つのステップに分けて紹介します。最初から全部そろえる必要はなく、できるところから少しずつ広げていけば大丈夫ですよ。
ステップ1〜3:お迎えとサイズ測り、家で過ごす
ステップ1は、相棒になる1体をお迎えすることです。推しのぬいがあればもちろんそれで、なければ雑貨屋さんやキャラクターショップで「この子」と思えるぬいを探してみましょう。ぬいまっぷの解説では、10〜20cmくらいの推しぬいは、バッグに入れて連れて歩きやすく、出かけた先で一緒に写真を撮るのにちょうどいい大きさ、と紹介されていました。100円ショップの商品を検証しているメディア「ひゃくラボ」でも、10cm・15cm・20cmが主流のサイズとして挙げられています。同じ記事では、お迎えのルートとして、作品やアイドルの公式グッズ、雑貨店や100円ショップでの一目惚れ、キットを使った手作りの3つが紹介されていました。手作りなら最初は10cmサイズが簡単で、20cmは綿の量が多く難しくなる、というのが経験者の定番のアドバイスだそうです。
ステップ2は、サイズを測っておくことです。ひゃくラボでは、始め方の手順として「サイズを測る→ポーチとスタンドをそろえる→ぬい撮り→外では出す時間を最小に」という流れを紹介していました。身長や頭の大きさを測っておくと、あとでポーチや服を選ぶときに迷いません。お迎えしたときのタグに「全高」などの表記があれば、それもメモしておくと便利です。
ひゃくラボの記事によると、測っておきたいのは3か所です。座らせた状態でお尻から頭のてっぺんまでの「座高」、いちばん太いところを一周した「胴回り」、かぶりものやフード付きの服を選ぶときに必要な「頭の直径」。ぬい服もポーチも10cm・15cm・20cmを基準に作られていますが、同じ「15cm」でもメーカーによって座高や胴回りが違うため、表記だけで選ぶとサイズが合わないことがある、と注意されていました。
ステップ3は、まずは家で一緒に過ごしてみることです。ぬいぐるみの写真やぬい活の記録を紹介しているサイト「ぬい日記」では、ぬい活の始め方として、お気に入りのぬいと家で過ごすことを最初に挙げていました。机の上に座らせておく、季節の飾りと一緒に撮ってみる、それだけでも立派なぬい活です。BANDAI SPIRITSの調査でも「部屋に飾る」がいちばん多い楽しみ方でしたよね。いきなり外に連れ出さなくても、家の中で楽しめることはたくさんあります。
ぬい日記が挙げている始め方は、三つだけです。お気に入りのぬいと家で過ごすこと、残したい日だけ一枚撮ること、そして日付や「新しい服」「窓辺で一緒に休憩」のような一言を添えること。写真はまず手元のスマホで十分で、最初から小物を増やさず、続けるなかで必要なものを選べばよい、とされています。撮った写真に日付やどのぬいと撮ったかを残しておくと、あとから見返しやすくなるそうです。
ちなみに、ぬいの洗い方や保管のしかた、家での撮り方については、このサイトでも別の記事で詳しく紹介しています。気になるところから読んでみてくださいね。
ステップ4・5:ポーチを用意して出かける
ステップ4は、持ち運び用のポーチや袋を用意することです。ぬいまっぷでは、ぬいを入れて持ち歩く透明な窓つきのポーチを「ぬいポーチ」と紹介していました。ぬい日記でも、外へ連れて行く日は汚れや雨から守れるポーチや袋を用意すると安心、と書かれています。ステップ2で測ったサイズをもとに、少しゆとりのある内寸のものを選ぶと出し入れしやすくなりますよ。
ひゃくラボの記事は、ぬいをそのままカバンに入れると、皮脂汚れや毛並みの乱れ、色移りで傷みやすいと指摘していました。ポーチに入れるときのコツとして挙げられていたのは、顔が窓から見える向きで固定することと、カバンの底に入れないことの2つです。ペットボトルの結露や筆記具のインクが、ぬいにとっては大敵だからだといいます。
ステップ5は、お出かけとぬい撮りです。最初は近所のカフェや公園など、慣れた場所から始めるのがおすすめ。SHIBUYA109 lab.の調査では、ぬいを連れて行く際の決め手として「場所との相性」(35.8%)や「洋服との相性」(18.7%)が挙がっていました。同じ質問では「特になし」が44.5%で最も多く、「一緒に遊ぶ友達のぬいとの相性」(16.7%)という答えもありました。友達同士でぬいを連れて出かけるのも、楽しみ方のひとつになっているようです。今日はどの子を連れて行こうかな、と選ぶ時間も、ぬい活の楽しみのひとつですね。
ひゃくラボの記事によると、必要なものをそろえる総費用は数百円からでも始められるそうです。最初から高価なグッズをそろえなくても、手持ちのスマホと小さな袋があれば十分スタートできます。はじめてのぬい撮りは自宅の窓際で十分で、自然光で撮ることと、ぬいの目線の高さにカメラを置くことの2点で写真が見違える、とも書かれていました。慣れてきたら、服や小物、スタンドなどを少しずつ増やしていけば大丈夫です。
X(旧Twitter)でも、「流行りのぬい活始めた」「ぬい活用の記録を始めた」という投稿や、「母が最近ぬい活を始めたらしい」という声が見られました。年齢に関係なく、気になったときが始めどきと言えそうです。
外でぬい活をするときのマナーと注意点
ぬい活を外で楽しむときに気をつけたいのが、周りの人やお店への配慮です。ぬいを大切にするのと同じくらい、その場所を使うほかの人のことも大切にしたいですよね。ここでは、撮影のマナーと、ぬいを守るための注意点をまとめました。
撮影してよい場所かを、出かける前に確かめる
ぬい日記では、外でぬい撮りをするときは、写真映えだけでなく、その場所で撮影できるか、ぬいを安全に置けるか、ほかの人の邪魔にならないかを先に確認する、とマナーの基本がまとめられていました。ひゃくラボの記事でも、外では出す時間をできるだけ短くし、撮ったらすぐにしまう撮り方がすすめられています。
撮影のルールは場所によって違います。たとえば、東京・池袋にある重要文化財の自由学園明日館は、公式サイトで、建物鑑賞に関係のない物品撮影(アクリルスタンドやぬいぐるみなどキャラクターグッズを含む)を遠慮してほしい、と案内していました。美術館や歴史的な建物、飲食店などでは、こうしたルールが設けられていることがあります。明日館の「よくあるご質問」でも、商用撮影以外の個人利用の人物撮影・物品撮影は禁止とはっきり書かれていました。
出かける前に公式サイトの案内を確認したり、分からなければお店の方にひと声かけたりすると安心です。テーブルの上でぬいを撮るときも、ほかのお客さんが写り込まないように角度を工夫したり、通路をふさがないようにしたりと、ちょっとした気配りを心がけたいですね。
ぬい日記は、外でのマナーを具体的な項目にしています。飲食店やイベント会場、商業施設では、まず掲示やスタッフの案内を確認します。構図は、ほかの人の顔や持ち物が写らないものを選びましょう。通路や席を長く占有しないようにして、三脚などは許可された場所だけで使うのが基本です。安全に置ける場所がない、人が多い、撮影ルールがわからないといったときは、無理に撮らずに場所を変えるのが安心だそうです。ひゃくラボの記事も、飲食店では料理が来る前か食後に手早く撮り、混雑しているときは避けるようすすめていました。
また、SHIBUYA109 lab.のレポートでは、おでかけ先でぬいを振り向かせる動画を撮る「ふり向き界隈」というトレンドも紹介されていました。動画を撮るときも、写真と同じように場所のルールと周りへの配慮を忘れずに楽しみましょう。
迷子・汚れ・雨から、大切なぬいを守る
外に連れ出すときにいちばん避けたいのが、ぬいとはぐれてしまうことです。Xでも「海外でぬいを無くしてしまったかも」と落ち込む投稿を見かけました。大切な子ほど、出し入れの回数を減らして、使い終わったらすぐポーチに戻す習慣をつけておくと安心です。バッグにつける場合は、金具やチェーンがゆるんでいないか、出かける前に確認しておくとよいですね。
もしはぐれてしまったら、早めに動くことが大切です。警視庁の案内によると、落とし物をしたときは、どこの警察署や交番でも遺失届を出せます。ただし、国外で落とした物の届出は受理できないそうです。警察に届いた落とし物はウェブで検索できますが、届けられてから検索できるようになるまで時間がかかるので、急ぐときは落とした場所を管轄する警察署に問い合わせるよう案内されていました。電車や駅の中での落とし物は、各鉄道事業者でも確認できます。
警視庁の「遺失物について」によると、落とし主が落とし物を探せる期間、警察での保管期間は3か月です。傘や衣類のような安価な物などは、2週間以内に落とし主が見つからなければ売却などの処分ができる決まりもあります。大切な子とはぐれたときは、日をおかずに届け出ておきたいところです。
カフェやレストランでは、飲み物や食べ物の汚れにも気をつけたいところです。テーブルに直接座らせるより、ハンカチやポーチの上に置くと汚れを防ぎやすくなります。ぬい日記も、ぬいは乾いていて安定した場所に置き、食べ物や共用の設備には触れさせないよう呼びかけていました。雨の日は、ポーチごとビニール袋に入れておくと、急な雨でも濡れにくくなりますよ。
それから、ぬいの扱い方は人によって考え方が違います。SNSに写真を載せるときは、ほかの人のぬいや顔が写っていないかを確認してから投稿するのがマナーです。ぬい活は、ぬいを大切にする人同士が気持ちよく楽しめるように、お互いを尊重しながら楽しみたいですね。
ぬい活とは何かのおさらい
ぬい活の意味から、データで見る広がり、始め方の5つのステップ、外でのマナーまでを紹介してきました。最後にポイントを振り返っておきますね。
- ぬい活は「ぬいぐるみ活動」の略で、ぬいぐるみを推し活やファッションとして楽しむこと。集める・撮る・連れて行く・着せ替えるなど、楽しみ方は自由です。
- 日本玩具協会によると、2025年度のぬいぐるみ市場は624億円で、前年度比138.2%と大きく伸びています。
- 若い世代だけでなく、18〜59歳を対象にした調査でも、1つのぬいぐるみを10年以上大切にしている人が半数以上いました。
- 始め方は、1体をお迎えする→サイズを測る→家で過ごす→ポーチを用意する→お出かけとぬい撮り、の5ステップ。数百円からでも始められます。
- 外では、撮影してよい場所かを先に確かめ、周りの迷惑にならないよう短時間で撮ってすぐしまうのが基本です。