ぬいの綿が手足に入らない!クロバーわた詰めツールの大小と、返し口から選ぶ使い方

※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。

ぬいの手を、もう少しだけふっくらさせたい。なのに入口のところで綿が止まる。指は入らないし、細い棒で何とかするにも、布を突いてしまいそうでこわい……。手作り中にそんなところで止まったら、綿をもっと押す前に、入口を保つ道具を見てみよう。

クロバーの「わた詰めツール」は、筒状のシリンジと、綿を送るバーのセットです。綿の通り道を作って、入れたい部分へ先端を向ける仕組み。小さな手足へどうやって届けるか、という悩みに用途が合っています。

ただし、スモールかラージかは、ぬいの身長だけでは決まりません。先に見たいのは、綿を入れる開き口。共通説明書では、必要な返し口の目安がスモールは2cm以上、ラージは2.5cm以上とされています。

「大きい方を買えば何にでも使える?」と思ったら、ここを一緒に確認しよう。今回はメーカーの商品案内と共通説明書を読み、サイズ選び、綿を送る動き、硬さの調整、裏返しまでを整理しました。実際に使った感想ではなく、仕様と説明書から選ぶための記事です。

目次

10cmぬい用、20cmぬい用ではなく、まず返し口に合うサイズを選ぼう

同じ身長のぬいでも、背中に長めの開き口がある子と、足の細いところから綿を入れる子では、道具の入り方が違います。だから、通販の写真と自分のぬいを見比べるとき、完成時の大きさだけで決めないでね。

返し口は、縫ったものを表へ返すために残す開き口のことです。完成サイズの横幅や、ぬいの首まわりを測る話とは分けて見よう。

クロバーの共通説明書では、スモールが品番57-804、ラージが57-805。先端断面の幅はそれぞれ10mm、15mmと図示され、返し口はスモール2cm以上、ラージ2.5cm以上が目安です。作品の形や生地の種類、厚みによって必要な長さは変わる、という注記もあります。

ここ、先端が10mmなら1cmの縫い残しでよさそう、と計算したくなるけれど、その引き算はしないでおこう。説明書が示す返し口の長さを、先端の幅だけに置き換えないのが大事です。布の厚みや形があるものだからね。

たとえば、これから型紙を選ぶ段階なら、返し口がどこに指定されているかを見ます。すでに縫い終わっているなら、今ある開き口と、生地が重なるところを確認。入りにくそうなときに、道具を押し込むためだけに縫い目を急にほどくより、まず作品の作り方と照らし合わせてください。

また、開き口へ入ることと、目的の手先まで届くことも別の確認です。途中に細い部分や曲がった部分があれば、入口だけを測って終わりにできません。「入れ口」「綿を届けたい場所」「その間の通り道」の三つを、型紙や縫ったパーツで見ておこう。

まだどちらも持っていないなら、この三つを書いてから商品を比べるのをすすめます。とりあえず二つとも買うより、自分が今止まっている場所が見える方が選びやすいからです。大きい方が上位版、小さい方が初心者向け、という説明でもありません。

なお、確認時点の公式通販では、ラージの商品本文にスモールと同じ先端幅・返し口の数値が載っていました。一方、メーカーの共通説明書と新商品案内は、大小を分けて説明しています。この記事は説明書の図を基準にしていますが、購入時に表示が食い違っていたら、販売店へ品番を伝えて確認してね。

注文欄では商品名の「わた詰めツール」だけで止めず、57-804か57-805かまで見ます。二種類をまとめて載せている商品ページもあるので、写真の印象と実際に選んだサイズがずれていないか、カートへ進む前の一回で確かめよう。

返し口と品番を合わせて、クロバーわた詰めツールの大小を見る

入口に綿をためる前に、シリンジの先を「入れたい場所」へ向ける

この道具は、細い棒だけを増やすセットではありません。スモールの公式商品案内で確認できるのは、樹脂製のシリンジとバーを組み合わせて使うこと。シリンジが入口を保ち、そこを通して綿を送る構造です。

まず知っておきたいのが、バーの両端。綿を押すときはU側、後で説明する裏返しには四角側を使います。「棒ならどっちでもいいかな」で始めず、説明書の絵と手元の形を合わせてみて。役割が分かれると、何を持ち替えるのかも見えてきます。

基本の動きは、作品へシリンジを差し込み、その先を綿を入れたいところへ向けるところから。シリンジのくぼみへ綿を置き、バーのU側で中へ送ります。説明書には、綿を詰める前にほぐしておくという案内もあります。

あ、入口に山盛り置いて、あとから押し込む道具ではないんだね。

「どこへ届けるか」を先に決めるのが、この仕組みを理解する入口です。手の中へ入れたいのか、足先なのか、胴体なのか。とくに目的があるなら、先端の向きを決めてから綿を載せる、という順番を説明書で追ってみてください。

最初は、シリンジとバーの動きを別々に確認しても大丈夫。綿を入れるくぼみはどこか、先端はどちらか、U側はどちらか。机の上で向きを確かめておけば、布の中に入れてから道具をぐるぐる持ち替える前に、一度整理できます。

セットに入るのは、シリンジ1個、バー1本、使い方説明書1枚です。綿や完成したぬい本体まで一緒に届くキットではありません。買い物のときは、今足りないのが道具なのか、中へ入れる材料なのかも分けておこう。すでに制作キットを持っているなら、付属品を見てから追加すれば十分です。

スモールの商品案内には、シリンジが横38mm・縦85mm、バーが幅7mm・長さ150mm・最大厚み3mmとあります。この85mmを、ぬいの中へ全部入る長さと読まないでね。シリンジ全体の外形と、先端の寸法は別の情報です。図のくぼみや持つ部分も含む形を確認して選びます。

材質も、シリンジはポリプロピレン、バーはABS樹脂です。金属の針のように突き通して使うものではありません。手元にある細い道具の代わりを探すときも、「先が細ければ同じ」とせず、このセットが入口を保ちながら綿を送る仕組みまで見ておこう。

つぶわたについては、共通説明書に、別売の手芸用かんしなどでシリンジへ入れる方法も紹介されています。ただし、すべての綿詰めにかんしが必須という記載ではありません。使う綿の種類を確認してから、必要な補助道具を考える順番でいいんです。

押しても進まない、道具が入りにくい。そんなときは「もう一段強く」を次の手にしないでね。説明書は、過度な力が破損や変形の原因になると注意しています。入口の寸法、綿の状態、先端の向きを見直すために、いったん止めるところも作業のうちです。

シリンジとバーのセット内容を確認して、わた詰めツールを探す

ふっくらと、ぎゅっと。仕上がりは「押した回数」より綿の密度を見よう

綿が入った! となったら、次はどれくらい詰めるか。ここで「たくさん押せる道具だから、最後まで押し続ける」と考える必要はありません。共通説明書には、しっかり仕上げと、ふわふわ仕上げを分けた案内があります。

密度はシリンジの中で確認しながら調整する、という考え方です。好みの状態に整えた綿をバーで軽く支え、シリンジを指で引き上げながら入れる動きが示されています。バーもシリンジも、ずっと一緒に奥へ押すだけではないところを、図で見てほしいな。

しっかりさせたい場合は、シリンジの先端を指で塞いで綿を入れ、密度を高める方法。ふわふわにしたい場合は、一度に入れる綿を少なめにし、バーで押さえすぎない方法です。二つの違いは、最後のひと押しの強弱だけでなく、シリンジの中へ入れる段階にもあるんだね。

もちろん、説明書の「しっかり」は、縫い目や布に無理をかけても詰め続ける意味ではありません。作品の作り方で材料や入れ方が指定されていれば、そちらも合わせて見ます。道具の説明は、どんな型紙にも同じ綿の重量を指定するレシピではないからです。

たとえば、丸い顔にしたい、手先に空洞を残したくない、という制作上の希望があるなら、先にその形を目標にします。「あと何回押すか」だけを決めるより、どこをどうしたいかを見ながら調整する方へ、考え方を戻してみよう。

清原の平栗あずささんQ&Aでも、綿を詰めながら望む形を考え、形が整ったら無理に増やさなくてよいと説明されています。これはぬいづくりについての助言で、クロバーの道具を使った実験結果ではありません。道具選びと、作りたい形を考える話をつなぐヒントとして読んでね。

そのQ&Aには、顔の中ですでに綿の偏りが起きている場合の話もあります。ただ、完成した市販のぬいを、このシリンジで直せると広げるつもりはありません。開き口のないものに穴をあける案内でもないです。今回は、作り方に沿って綿を詰める段階の道具として考えます。

まだ硬さの好みが分からないなら、同じ材料の小さな試作用パーツを用意できるときに、少なめの綿から確かめる方法もあります。これは仕上がりを保証する手順ではなく、いきなり本番だけで決めないための準備です。余り布がなければ、わざわざ別の大きな作品を始めなくてもいいよ。

形を見るときのメモも、「綿が足りない気がする」だけでなく、「右の手先へまだ入れたい」「胴体は今の形で止めたい」と場所を添えてみてください。全部を同じ硬さへそろえることと、思い描く形へ近づけることは、同じ目標とは限らないからです。

もう一つ、綿を入れる道具であることと、作品に必要な中材がすべて同じであることも分けてね。メーカーはペレットを入れる用途も案内していますが、綿を指定した作品へ自己判断で置き換える提案ではありません。まず使う材料を作品の説明で決め、その材料を入れる道具として適しているかを確認します。重さを増やすための分量を、ここで新しく決める必要はないんです。

綿の送り方と大小を見比べて、クロバーわた詰めツールを選ぶ

裏返しにも使える!ただし、綿を詰めるときとはバーの端が違うよ

わた詰めの前に、縫った小さなパーツを表へ返すところでも止まりやすいですよね。この道具は、共通説明書で中表のモチーフを裏返す用途も紹介されています。一つの道具に出番が二つあるなら、収納へ戻すタイミングも変わってきます。

ここで使うのは、バーの四角側です。シリンジを立て、返し口へ軽く差し込んだ状態で、布の上から四角側を使い、表側が見えるところまで軽く押す。その後、シリンジから外し、指やバーで裏返して形を整える、という流れです。綿を送るU側とは分けて、メーカーの図で位置関係を確認してください。

布がちょっと見えたところから、何でも一気に引っ張る手順ではありません。説明書の絵は「軽く」としています。先端だけで強引に形を出そうとするより、布のどちら側が見えているか、今どこを支えているかを確認して進めたいところです。

ただし、ぬい全体が完成した後でも、どこからでもひっくり返せるという意味ではないよ。パーツの形や、生地の厚み、作り方によって条件は変わります。指定の返し口を残し忘れたなら、道具の力で帳尻を合わせず、まずその作品の手順へ戻ろう。

買うかどうか迷ったときも、出番を具体的にすると判断しやすいです。綿が細いパーツへ入らないのか、表へ返すところで止まるのか。それともまだ型紙を探している段階か。前の二つなら道具の用途と照らせますし、最後なら型紙を決めてから寸法を見ても遅くありません。

道具が増えると、早く全部そろえたくなるけれど、今回は手元の作品の入口からで大丈夫。「今ある綿は何か」「返し口はどれくらいか」「どこへ入れたいか」。この三つが分かれば、商品ページで見る場所がはっきりします。

片付けるときは、シリンジだけ、バーだけを別の箱へ入れず、一緒に使うものとして保管すると、次の制作で探す対象をまとめられます。共通説明書もそばへ。U側と四角側、返し口の目安を、記憶だけで思い出す必要がなくなります。お子さんの手の届かない場所に保管するという注意も守ってね。

楽天では、大小を選ぶ商品ページか、片方だけの販売かも見てください。この記事で確認した販売例は「つくる楽しみ」の57-804・57-805掲載です。価格や配送条件は変わるので、注文時の選択内容と合計を販売画面で確認します。二つ入りだと思って注文しないよう、セット内容とサイズの選択は別々に見よう。

サイズの選択欄と付属品を確認して、クロバーわた詰めツールを見る

ぬいの小さな手のところで止まったら、腕力の勝負にしなくていいんです。まず入口を見て、届けたい先を決める。それから、道具のサイズと動きを合わせていこう。あと少しふっくらさせたい、その「あと少し」を考えるための道具として選んでね。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ぬい活の楽しみ方、撮影の工夫、お出かけのアイデアを集めています。

目次